top of page

睡眠障害内科

睡眠障害とは

睡眠障害とは、単に眠れないというだけではなく、睡眠が問題で日常生活に支障が出ている状況をいいます。

​こんなお悩みありませんか?

  • 布団に入っても1時間以上眠れない

  • 夜中に何度も目が覚めて、そのあとなかなか寝付けない

  • 睡眠時間は足りているのに、ぐっすり眠れた感覚がない

  • 日中強い眠気に襲われる

  • 最近いびきがうるさいと言われる

  • ふくらはぎや太ももに強い不快感があらわれる

などの症状、睡眠障害が原因かもしれません。

日本人は睡眠休養感が低下しています。

厚生労働省「国民健康・栄養調査(令和6年)」では、睡眠で休養が「あまりとれていない」「全くとれていない」と答えた人の割合は、20.4%(20歳以上の男女)で男女別では男性が19.6%、女性が21.1%の結果となりました。これらの割合は増加傾向にあると言われています。(厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」)

睡眠時間が短いことによる健康への影響

睡眠時間が極端に短いと、肥満、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管疾患、認知症、うつ病などの発症リスクを高めることが、近年の研究で明らかになってきています。
毎日6時間以上の睡眠を心掛けましょう。
1)睡眠時間が1日5時間未満の場合
肥満リスク1.13倍・メタボリックシンドローム発症リスク1.08倍
2)睡眠時間が1日6時間未満の場合
心筋梗塞、狭心症などの心血管疾患の発症リスク4.95倍
(厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」)

適切な睡眠時間とは

睡眠不足かどうかの判断基準の一つに睡眠時間があるかと思います。しかし必要な睡眠時間は生活習慣や年齢・季節などにより異なり、また個人差も大きいため一概に何時間の睡眠が必要と言い切ることはできません。一定数がいると言われるロングスリーパーの方は、8時間であっても睡眠不足を招く可能性があります。睡眠障害の治療をされる方は、毎日6時間以上の睡眠時間を確保することを目安にしましょう。
また、平日の睡眠不足を補うため休日に長時間の睡眠をとる「寝だめ」は、日中の眠気を完全には解消できません。逆に寝だめが必要になるのは、平日の睡眠不足のサインともいえるでしょう。

​睡眠障害の主な疾患

1.不眠症

不眠症は睡眠障害における代表的な疾患です。一言で不眠症といっても症状により様々なケースが考えられます。


眠る機会や環境が適切なのに、なかなか寝つけない。…入眠障害
夜中に何度も起きる…中途覚醒
朝早く目が覚める…早朝覚醒


これらにより、日常における倦怠感や集中力の低下、日中の眠気、仕事・学業の低下、眠ることへの強い不安などをきたす疾患です。またこれらの症状は、うつ病や不安症等の精神疾患の初期にも発現することがあるため、精神疾患の悪化を防ぐためにも早期の受診をお勧めします。

2.​睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が断続的に停止する睡眠障害。

睡眠時無呼吸症候群の多くは、無呼吸中にいびきが出現する「閉塞性睡眠時無呼吸」と、いびき(呼吸努力)を伴わない「中枢性睡眠時無呼吸」があります。

閉塞性睡眠時無呼吸では、睡眠中に気道が狭まることで呼吸がしづらくなり血液中の酸素が減少、覚醒反応が誘発されます。この動作が夜中に繰り返されることで睡眠時間や深い睡眠が少なくなります。睡眠時間が少なくなることで生じる身体への影響は不眠症と同じです。

しかし、閉塞性睡眠時無呼吸のような睡眠障害が潜んでいると、生活環境や睡眠環境を改善しても睡眠休養感が十分に得られない可能性があります。

治療方法として当院では、CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)による治療も提案しております。

  • CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)

【CPAPとは】

CPAPは寝ている間の呼吸をサポートする装置で、圧力のかかった空気をマスクを介して鼻から気道に送り込むことで、気道を拡げて睡眠中の無呼吸を防止します。

【導入までの流れ】

まずは終夜睡眠ポリグラフ検査により、患者さんのAHI(無呼吸低呼吸指数)を調べます。その結果、中等症以上の睡眠時無呼吸症候群がある、もしくは医師が必要と判断した場合に利用することができます。

​【導入後】

装置は患者様へのレンタルとなります。患者様が毎月当院に在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料等をお支払いいただくことで、同管理料の一部がレンタル料に充当されます。

なお、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料は毎月初めのご来院時に算定させていただきます。外来治療でCPAPをご利用の方は、毎月のご受診をお願い致します。

3.過眠症(ナルコレプシー)

過眠症の代表的な症状は、睡眠不足ではないにもかかわらず、日中に強い眠気が現れるものです。また、気が付くと居眠りをしている。発作的に突然前触れなく深い眠りに落ちてしまう。大きく笑う、驚く、怒るといった感情が大きく動いた瞬間に身体の力(ちから)が急に抜けてしまう、といった症状も過眠症(ナルコレプシー)ではみられます。

4.概日リズム睡眠・覚醒障害

概日リズムとは、約24時間を周期とする体内時計のリズムのことです。何らかの原因で体内時計の機能が障害され、いわゆる昼夜逆転が起こります。これによって身体の不調や社会生活に支障をきたす睡眠障害を概日リズム睡眠・覚醒障害といいます。

5.むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

夜間、四肢(主に下肢)において「ムズムズ」「ざわざわ」「ひりひり」「虫が這う」などの不快感が現れ、四肢を動かさずにいられなくなります。それにより深い眠りが妨げられます。

患者様の症状に応じ、必要があればお薬を処方致します。

睡眠障害内科を受診される方へ

  • 担当医

    和田院長:月、水(AM)、木

    髙本医師:火、金(AM)
     

  • ​無料送迎車もございます。
    ご利用方法については、スタッフにお訪ねいただくか、無料送迎サービスのページ
    をご確認ください。

外来無料送迎車の画像

睡眠障害内科 ​担当医より

単なる「寝不足」と侮るなかれ、睡眠不足は心と身体の両方に悪影響を与えます。

睡眠不足は生活習慣病、肥満、うつ、認知症などの発症リスクを高めることが報告されています。

そのため、例えば生活習慣病の治療をしていても、その根本原因が睡眠障害である場合も考えられます。

睡眠障害による症状は様々です。まずは患者様の症状を詳しくおうかがいし、その上で必要な検査や治療方針のご提案を行います。

少しでも症状が気になる方は、是非当院の睡眠障害内科の受診をご検討ください。

西伊興クリニック院長 和田 郁雄

和田医師写真
bottom of page